八坂庚申の本尊さんについて


御真言

  おん・でいば・やきしゃ
  ばんだ・ばんだ
  かかかか・そわか


  真言の意味

おんああ・でいば神・やきしゃ夜叉(妖精、森の鎮守様、)・ばんたばんたかき混ぜる・かかかか高笑い(喜ばす)・そわか成就    となり

ああ!神よ、夜叉(青面金剛)よ、共に喜んでください。すべてがうまく行きますように とゆうような意味になります。



御本尊 青面金剛 しょうめんこんごう
(写真は御前立)

本尊さんは、末法の乱れた世の人々を救おうとお釈迦様と阿弥陀様とお薬師様が相談され、その結果、青面金剛となって現れた。青面金剛は人を食う夜叉の姿で現れ、悪人を食らい、善人を食わないと言われている。
 当山のご本尊である庚申さん(青面金剛)は、病気平癒・あらゆる災難の消滅をはじめとして、学業成就や商売繁盛、また庚申さんのお使いである三猿・くくり猿の霊力により、『 猿結び = 縁むすび 』の御利益はいよいよあらたかに、世の人のあらゆる悩みに霊験をあらわしている。