庚申とは 庚申縁日のごあんない

今年の庚申日一覧

庚申とは干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。

当山では、毎庚申日を御縁日としてご参詣の人々が絶えません。
庚申護摩供(午前11時・午後3時)やコンニャク封じ祈祷(随時)が行われ、御祈願を受け付けております。

庚申御縁日は、ご参拝の皆様に厄除けコンニャク焚きのご接待を行っております。猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息災と伝えられております。


庚申待ち 当山では庚申日の朝から翌朝まで庚申待ちを行います。



平成21年の庚申日一覧


  平成21年1月15日  一の庚申

  平成21年3月16日   二の庚申

  平成21年5月15日  三の庚申

  平成21年7月14日   四の庚申

  平成21年9月12日   五の庚申

  平成21年11月11日  納め庚申


平成20年の庚申日

  平成20年11月16日   納め庚申

  


代待灯明


本来徹夜をしてお願い事の成就を祈るのが庚申待ちのルールですが、徹夜できないあなたために、一晩中灯明を点してお供えします。
お願い事やイラストなど、御自由にお書きいただけます。

 一灯 千円以上おこころもち